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シニアライフ

貨幣進化論 「成長無き時代」の通貨システム その2

貨幣進化論

シニアライフとお金の付き合いは

熟考が必要ということで今までも調べたりしました

この本は「進化論」です

どんな進化なのでしょうか?

銀行の発生

本書の中でイングランド銀行が

金貨の預かり証より銀行券を発券し

交換に応じる「兌換」という仕組みを編み出します

ま、「また貸し」の利ザヤを稼いだ状態なのですが

相当革新的な取り組みです

そのうちほう「法貨」として認められ

「ピール銀行法」1844年を経てイングランド中央銀行の誕生で

銀行券が金貨、銀貨に代わる貨幣になっていくのです

日本は「新貨条例」1871年、その後の1882年日本銀行設立

1897年「貨幣法」法定価値を再検討し兌換紙幣を発行したようです

ちょっと遡って・・・・・

銀行券が認められる少し前ですが

金本位制があり

金銀比価をもとに算出されていました

この造幣局の長官がアイザックニュートンなのです

金貨に銀が混じっているのにです

幕末日本でも小判の金の評価が不当に低く

大量な流出をまねいたりしているのですから

価値源泉の異なる貨幣の間の交換比率を

法制度で決める難しさがあるのですね

ちなみにアイザックニュートン氏は

バブル経済の語源にもなった

南海泡沫事件に投資し大損をしていたそうです

正解は未だ深く

この先もだいぶ読み解くと

色々な話が出てきます

社会情勢で取捨選択されるもの

実験のように施策がうたれるもの

みな

「お金」の機能をどうにかしようとしています

正解は未だ無く

進化の途中という感じですね

 

 

 

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