子供に語るイギリスの昔話
古典です 話がある意味洗練されています
こういうものは訳者の手腕で大きく印象が異なります★
子供に伝達するために工夫が見え隠れしますが
元ネタが残酷な面があるため
「え?」と思わせるものも多いです
暗い閉鎖的な霧の町が見え隠れするのは
気のせいでしょうか
16話
- かしこいモリー
- おばあさんと豚
- ジャックの運探し
- くるみ割りのケイト
- 三つの願い
- 猫とネズミ
- 魚と指輪
- 三人馬鹿
- 金の腕
- 世界の果ての井戸
- ねこっ皮
- 脳みそを買う
- なんにもないない ななしっこ
- フォックス氏
- ゴッダムの賢い人たち
- 赤鬼エテイン
表題だけだとパッと話を思い浮かべられませんが
中には「ブレーメンの音楽隊」風だったりするものもあります
ま、ヨーロッパは文化が交わっているのでしょう
でも、
頭が簡単に入れ替わったり、袋に入ってなぐられたり
身代わりで殺されたり……
ふーむ骨太ですな
この作者のジョゼフジェイコブス氏は
多数の執筆をしていて★ ちょっとショッキングなメルヘンも
ありました。
知っているBING
ちょっとBINGに聞いてみます
ジョセフ・ジェイコブスは、イギリスの民族学者、歴史学者、再話者です。彼は、民話の研究を行い、「ジャックと豆の木」「三匹の子豚」「トム・ティット・トット」などが知られています。彼は、童話や民話を再話することで、それらを広めることに貢献しました。彼の作品は、子供たちだけでなく、大人たちにも愛されています。ジェイコブスの作風は、簡潔でわかりやすく、語り口が軽快であることが特徴です。彼の作品は、現代でも多くの人々に愛されており、彼の貢献は、童話や民話の研究に大きな影響を与えました。