幻想と言えば
この方ですね
「妖怪ハンター」作者と言ったほうが
ポピュラーでしょうか?
ドロドロして
不気味な感じも多いですが
奥深い民俗学などに沿っていて
非常に興味深いです
幻想アイテム
幻想アイテム★
なんて書きましたが
この方は「知識」が幻想アイテムですね
既成事実のように
異界の扉が開きます
- 長崎かくれキリシタンの里
- 装飾古墳
- 皿屋敷伝説
- 鳥居
- 洞窟
- 環状になった石
「妖怪ハンター」の主だった話でも
これだけ伝承など散りばめられています
描き方はどれも神秘的です
え?ギャグ漫画
え?ドロドロの異界ものだけでないのですね
しかも
結構面白いです
これを専門でも良い気がしますが
まだ西遊記など
終了されていない連載もあるので
それが終了してからでしょうか?
え、映像化?
知りませんでした
映像化もあるのですね
あ、AKBにいた前田さんですね ★
「妖怪ハンター」(沢田研二さん?らしい観た気がします)
「壁男」など
多数映像化されているようですね
この暗い
ドロッとした世界観を
どう表現するのか?
全部見ていないので興味深いです
グリム童話も
テーマの取り方が
多彩な方ですね
童話の新解釈も
チャレンジされています
さわり数本ですが
見てみると世界観が
諸星さん風に変換されていて
素晴らしいです
転生しない日々の延長戦
なにせ作品の多くは
転生しない日々の積み重ねで ★
日常に潜む影のようなものから
作者が濃厚なメッセージを出しています
それは
「西遊妖猿伝」(「西遊記」が題材)でも
孫悟空は普通の少年で
ただし虐げられた民衆の怨念から力とする
斉天大聖の申し子という宿命を背負わされ
もがき苦しみ
玄奘とい救済を求めている僧と
経典を求め天竺を目指す
という物語にも通じています
暗黒神話
これなども
普通の中学生が
血筋で実は由緒正しき
全宇宙を動かす権利と力を受ける者
選ばれた者であるという
なんとも壮大な設定です
「知識」がアイテムで膨らんでいるのです
工夫ですね
痛感させられます