マンガ脚本概論
数多くの作品を手掛けた方が
京都精華大学マンガ学部で学生を
教えた経験を取りまとめた本です
ここなかなか凄いですね
マンガ学部 | 京都精華大学 (kyoto-seika.ac.jp)
15講座概要
- アイデアを発想する
- はじめてのおつかいというストーリモデル
- 問題が提起される瞬間
- 問題の大きさとストーリ尺
- 身につまされる問題 前編
- 身につまされる問題 後編
- 二つの起承転結
- ストーリに原型はあるのか
- 手錠の二人というストーリモデル
- 一語で表現されるキャラクター
- キャラクターに魂を吹き込む
- 五感に訴える表現
- 見てきたような嘘
- 本当らしさ
- テーマ
このような構成です
ログラインの提案
興味深いというか
常識なのでしょうが
ログラインへの問題提起の挿入ですね
「ローマの休日」
これを例に入っていましたが
「ローマを訪れた某国の王女が
お忍びで街に出た夜
特ダネを狙っている
新聞記者と出会い恋に落ちる」
という
「身につまされる問題」を
盛り込んでいくことです
この本の引用も出ていましたが
「よいログラインには皮肉がある」
そうです
うーむ、含蓄あります
ログラインに関しては
色々な方の意見があるようです ★
巨匠ステイーブンキング
何らかの問題意識や
テーマにもとづいて書くというのは
駄作のレシピ
ストーリに始まってテーマに終わる
このような構成だそうです
ブログなどの
「誰の」
「なんの悩みを解決」
とういう作り方とは
ちょっと異なる感じです
人に教えることによる体系化
作者の方は
私も読んだことがりますし
多分今も連載もたれています
その中で講義で人に教えるをしていると
相当、体系立てられたのと
感心します★
スタートは色々でしょうけど