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作家

大家さんと僕 これから

大家さんと僕 これから

矢部太郎さんの本です

結構話題になった前作の2年後の続編で

大家さんが亡くなってしまい

思い出など交えながら発刊したものです

矢部さんは父上が絵本作家なので★

父上の作風の影響か

この本も温かみがある絵です

NHKで放送され観た人も

多いのではと思います

私は、この本とは図書館で遭遇しました★

実話の緩やかさ

大家さんと矢部さんのやりとりで

上品な大家さんと

芸人という過酷な笑いの最前線の矢部氏

ちょっと的外れかもしれないけど

互いに相手を思いやって

言葉を選んで励ましている姿がホンワカします

大家さんが語る戦争体験など

絵はホンワカしていますが

たいへんな話をされています

創作なのかドキュメンタリーなのか

創作なのかドキュメンタリーなのか

相当な実話を

ちょっとした色付けなのでしょう

そう考えると

大家さんのキャラが独特なのですね

でも

人に歴史ありなので

長い人生の浮き沈みを切り取って見せると

こう見えるのでしょうか?

テレビ番組でも

「家ついていっていいですか?」

なんてのも一般の人を

丁寧に興味深くレポートしています

ベースは優しさ

人物描写の基本は、どれだけ相手のことを

思いやって描いてるかで大きく差があると思います

矢部太郎氏は弁が立つ感じではありませんが

鋭く見ています

この本の隅々に満ちています

こんな本書きたいものです

 

-作家