アメリカ的 イギリス的
マンチェスター駐在経験
仕事での異国の方との付き合い
物語のヒントと思い手に取りました
筆者はテリーイーグルトン★
批評家・思想家とされる方です
なので同種言語を使用する2国を
比較しながら
ウイットに富んだ説明を展開してくれています
で、何がわかるかというと
「日本からみると細かな差だと思っていたけど
根っこは奥深いんですね」ってこと痛感します
旧世界と新世界
貴族などでも調べましたが★
旧世界と新世界と分けていたんだということが
痛感させられます
この本の流れは
- 英語、引き裂かれた言語
- あまりに社交的な精神
- 肉体死すとも意志は不滅
- 義務に忠実なアメリカ人
- 肯定的な精神
- 一と多
- 洗練されたもの善良なもの
このような形です
英語の発音など方言という軽い言葉で
片づけられない背景があり
分かる人には許せない違いなのです
義務に忠実な人
この章の中で
「他人の喫煙に文句を言うより
タバコを彼らの手から叩き落すのが義務と感じている」
こういう文が引用され
身分証明書の6カ月以内の撮影レギュレーションに
拘る人々の例を出しています
英国はアバウトだったのをなんとなく
思い出しました
しかも喫煙環境も英国と米国は
大きく異なりました
今も英国などパブ禁煙は
進むペースは凄く遅いようです
県民性、国民性
偉い方の本で一からげに言うのもなんですが
住んでいる地域が違えば考えに、当たり前で差が出ます
県民性でテレビショーを日本はやっています
同じように
国民性も言えるという事なのでしょう
「クス(笑)そうなんだね」という耳学問が
深くなります