会計の世界史　伊・英・米500年の物語

金と夢というテーマに手を出したのだから★

少し勉強しないといけないという感じです

これは読みごたえ満載です

冒頭の本書構成でぐっと引き込まれます

• イタリアからオランダ（簿記と会社、銀行・簿記・会社革命）
• イギリスからアメリカ（財務会計、利益・投資家・国際革命）
• アメリカ（管理会計とファイナンス　標準・管理・価値革命）

で、

1. 簿記と会社の誕生
2. 財務会計の歴史
3. 管理会計とファイナンス

ここで具体的な時期を入れながら各章にいきます

1. 15世紀イタリア銀行革命（イタリア黄金期を支えたバンコと簿記）
2. 15世紀イタリア簿記革命（公証人を頼らず自ら記録を付け始めた商人）
3. 17世紀オランダ会社革命（短命に終わったオランダ黄金時代）
4. 19世紀イギリス利益革命（19世紀の鉄道会社からはじまった利益）
5. 20世紀アメリカ投資家革命（パブリックとプライベート大きな分れ目）
6. 21世紀グローバル国際革命（金融資本市場のグローバル化と国際会計基準）
7. 19世紀アメリカ標準革命（南部から北部へコカ・コーラとジャズ）
8. 20世紀アメリカ管理革命（わけることでわかる管区由来のセグメント情報）
9. 21世紀アメリカ価値革命（投資銀行とファンドの活躍を支えたファイナンス）

いやーい世界の話にヒントになります

ちょっと検索してみます

### 会計の歴史：9つの革命を通じた進化

会計の歴史は、単なる数字の追跡以上のものです。それは、経済の変化、文化の進化、そして社会の成長を映し出す鏡のようなもの。特に、15世紀のイタリアから21世紀のグローバルな舞台に至るまで、会計は数多くの「革命」を経験してきました。

#### 15世紀イタリア：銀行と簿記の革命
イタリアは会計の発祥地として知られ、特にヴェネツィアの商人たちは複式簿記を発明し、資本と利益を区別することで現代の株式会社の基盤を築きました。

#### 17世紀オランダ：会社革命
オランダは短命ながらも黄金時代を築き、企業としての組織形態に革命を起こしました。

#### 19世紀イギリス：利益革命
イギリスは19世紀の鉄道会社を通じて利益の概念を確立し、財務会計の基礎を築きました。

#### 20世紀アメリカ：投資家革命
アメリカでは、パブリックとプライベートの大きな分岐点として、投資家に焦点を当てた革命が起こりました。

#### 21世紀グローバル：国際会計革命
グローバル化の進展とともに、金融資本市場の国際化と国際会計基準の確立が進みました。

これらの革命を通じて、会計は単に数字を記録する技術から、経済活動を分析し、未来を予測するための強力なツールへと進化してきました。会計の歴史を学ぶことは、その背後にある経済の変遷や社会の進化を理解することにもつながります。それは、会計が単なる技術を超え、経済と社会の発展に不可欠な役割を果たしてきたことを示しています。