中世ヨーロッパの商人
商売の源流と言えばヨーロッパ商人だろう
そうだ、アニメでもイメージは中世ヨーロッパだ
ということで
安直に借りました……買ってません
図書館さまさまです★
特徴としては色々な方が
カラフルな歴史画や
史跡、遺跡をもとに考察を繰り広げています
カラー装飾も相まって
アニメなどで中世ヨローッパを参考にしている
異世界ものなどは、
良い線出しているが読み取れます
商人とは何者なのか
「商人である私の手元には
数々の品があるのさ
香辛料、アルルの織物、毛織物
羊毛に亜麻
ビロード 絹 蜂蜜に蜜蝋
ここに挙げない他の品々も
くにの内へ外へ動かそう
大きな辛苦や危険ともに
災難に見舞われることも しばしばさ」
冒頭で16世紀の詩を引用しています
これは多国な国家形成の中で
商人が果たした役割は大きいのだと思います
この本では、商人を
以下のように紹介してます
- 初期中世のヴァイキング商業
- 旅する商人
- 都市における商人
- 交易の現場
- 取引商品
- 新時代に向かう商人
この中で取引商品が興味深いです
- 毛織物
- 香辛料
- 魚類
- ワイン
- 毛皮
- 琥珀
- 蜜蝋
このような特産品を捌いていたようです
結構、オーソドックスですね
日本と比較
こうしてみると
日本は他国と商売するわけでなく
自国の中での展開です
時代的には織田信長などのあたりに★
ようやく「楽市楽座」★
六角氏が統制の取った市場を実施開始
なんか許可制が先に来ていて
西洋のようなダイナミックスさが無いですね
豪商が出にくい状態なのでしょうか?
ちょっと日本のことも調べたくなりました