「至極」のラーメンを科学する
ラーメン好きとしては思わず手に取りました★
冒頭の新横浜にあるラーメン博物館の再現100年前ラーメンを食し
その旨さに思わずびっくりしたそうです
うむ、確かに100年前の味が現代に通用するとは
食文化恐るべしです
4章+1構成
- ヴィーガン、人造肉、昆虫、変わる食材 地球を救うラーメン
- 人類はラーメンさえ食べてればいい完全栄養食品としてのラーメン
- 未来のチャーシューは通電済み アンドロイドは電気チャーシューの夢を見るか
- 舌が操るテクノロジー化学が生み出す幻ラーメン
プロが考える100年後ラーメン
なにせ冒頭のヴィーガンなどの話が身近に起こっています
大豆の代替え肉などスーパで手軽に手に入ります
しかし筆者が実験するコーヒー、オロナミンCで米を炊くは
なかなか衝撃的です
AIどうなの?
ちょっと記事作ってもらいます
ラーメンは未来を変える?!『「至極」のラーメンを科学する』が切り拓く食の新境地
私たちの胃袋を満たし、心を躍らせる一杯のラーメン。しかし、この愛すべき国民食が、実は未来の食、ひいては地球の課題を解決する鍵を握っているとしたら?川口友万氏による書籍『「至極」のラーメンを科学する』(株式会社カンゼン、2021年12月出版)は、単なるラーメンの美味しさを追求するだけでなく、その裏側に潜む科学と、100年後の食の可能性を大胆に探求する意欲作です。
理系視点で迫る!ラーメンの「味」の謎
本書の最大の特徴は、一般的なグルメ本とは一線を画す「理系の分析的手法」です。味覚を構成する要素を科学的に解明し、なぜ私たちはラーメンにこれほどまでに魅了されるのかを、実験やデータに基づき考察しています。時には電気を使った肉の味変実験など、読者の好奇心を刺激するユニークな試みも紹介されており、ラーメンの奥深さを新たな視点から楽しむことができます。
地球を救うラーメン?!サステナブルな食材への挑戦
本書は、ラーメンを環境問題と結びつけ、未来の食文化への示唆を与えます。ヴィーガン、人造肉、昆虫食といったこれまでラーメンとは結びつきが薄かった新しい食材が、どのようにラーメンの可能性を広げ、持続可能な食文化に貢献するのかを深く掘り下げています。単なる机上の空論ではなく、具体的な食材や技術を通して、地球規模の課題にラーメンがどう立ち向かうのか、その一端を垣間見ることができます。
テクノロジーが織りなす「まぼろしラーメン」の世界
未来のラーメンは、私たちの想像を超える進化を遂げるかもしれません。本書では、最新技術がラーメンに与える影響についても考察しており、例えば「未来のチャーシューは電気を通す」といった、SFのような発想が飛び出します。さらに、味覚をテクノロジーで操る「まぼろしラーメン」の可能性にも言及しており、科学が食体験をどこまで拡張しうるのか、その無限の可能性に胸が躍ります。新横浜ラーメン博物館や製麺メーカーといった専門家の視点も交え、多角的に未来のラーメン像が描かれています。
ラーメンは「完全栄養食品」になるのか?
本書は、ラーメンを単なる嗜好品としてではなく、究極の「完全栄養食品」として捉える可能性も探ります。栄養学的な観点からラーメンのポテンシャルを分析し、未来において私たちの健康を支える存在となりうるのか、その問いに科学的に迫ります。
『「至極」のラーメンを科学する』は、ラーメン愛好家はもちろんのこと、食の未来、環境問題、そして最先端テクノロジーに興味があるすべての人にとって、新たな発見と刺激を与えてくれる一冊となるでしょう。この本を読めば、今日食べる一杯のラーメンが、これまでとは全く異なる意味を持って感じられるかもしれません。