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作家

SF少女マンガ全史 昭和黄金期を中心に

SF少女マンガ全史

昭和は既に30年以上前です

でもそこに散りばめられた作品群

先人たちの工夫のきらめきは

色褪せないものがあります

本書はそんなヒントをたくさん記載してあります

5章構成

  1. SF少女漫画概誌 表現の誕生、草創期、分からないSF、SFブーム
  2. 挑発する女性理知結晶体 山岸涼子(ホラーなど)倉多江美(シュールで乾いた宇宙)佐藤史生(科学と神秘の背反する魅力)水樹和佳(王道SFロマン)
  3. 思考するファンタジー 山田ミネコ(SFの詩人)大島弓子(心象はハラハラと舞い散る)竹宮恵子(見せ場主義のエンタメSF)
  4. 時を超える普遍を見つめて 萩尾望都(SFは自由への目覚め、絵画論的・音楽論的宇宙観、多彩な異世界生命体、危機から目を逸らさず希望を捨てず)
  5. 孤高不滅のマイナーポット 岡田史子、内田善美、高野文子

乱暴に人物名より調べる

Ai様に聞きます

  • 少女漫画界で数々の革新的なホラー・怪異作品を発表したレジェンド的存在。「わたしの人形は良い人形」「白眼子」「汐の声」「鬼」などが代表作で、日本的な「和」の感覚が漂うトラウマ級の恐怖を描く手法が評価されています。

  • 他に「日出処の天子」「アラベスク」などもあり、電子書籍化も進行。

  • 独特の乾いたユーモアとシュールな世界観、宇宙的な広がりをもつSF作品が特徴。「シュールで乾いた宇宙」と称される作風で、少女漫画SFの重要人物です。

  • 「科学」と「神秘」という相反するテーマを巧みに描写。代表作は「夢みる惑星」「ワン・ゼロ」などで、理知と幻想の間を行き来する作風が特徴です。

  • 王道SFロマンの世界観で知られる。「イティハーサ」「樹魔・伝説」など、壮大な叙事詩的SFファンタジーを描き、少女マンガSFの黄金期を支えました。

  • 「SFの詩人」と呼ばれ、SFや幻想作品を詩的に表現。「妖怪風土記」や「最終戦争シリーズ」など、儚くも深い作品世界を構築します。

  • 少女たちの繊細な心象風景や成長、独特な心理描写で日本少女漫画に革命をもたらしました。「バナナブレッドのプディング」「ロングロングケーキ」などが有名。心理・精神世界の深い表現で、読者に強い共感と衝撃を与えました。

  • 見せ場を重視したエンタメ性の高いSF作品で知られ、「地球へ…」「風と木の詩」などが代表作。SF的発想によって少女漫画に新たな可能性を持ち込んだ第一人者です。

  • 「SFは自由への目覚め」をテーマに、絵画的・音楽的な宇宙観、多彩な異世界生命体、危機や苦しみへのまなざしと希望を持つ作風が特徴。「スターレッド」「11人いる!」「ポーの一族」など、少女マンガSFの地平を切り拓いた傑作群を生み出しています。

漫画家 特徴・トピック
岡田史子 早熟の天才。心理表現の深化や「どこから来たのか私たちはまだ知らない花」のような、物語世界と表現の限界に挑戦。
内田善美 圧倒的な画力と幻想的な世界観で唯一無二のポエット(詩人)的作品を生み出しました。
高野文子 独自の感性で「絶対危険神業」と呼ばれる高度な表現技巧と静謐な物語世界を追求。

少女漫画SFの歴史の中で、これらの作家たちは独自の個性と志向で表現の最前線を切り拓き、日本の少女マンガを豊かに拡張させてきました。

-作家