米軍が恐れた卑怯な日本軍
拙著「異世界キッチンカー」は元自衛隊特殊作戦群の主人公が
ピンチをチャンスに変えながら戦ったりしています★
自衛隊のことや★
色々な戦法など調べていて
自衛隊ではなく第二次大戦の日本軍の話題ですが
この本に出会いました。
4章構成
- アメリカ軍の見た日本軍「対米戦法」
- 日本軍「対米戦法」の歴史 中国戦線編
- 日本軍「対米戦法」の歴史 南方戦線編
- 日本軍「対米戦法」の主力兵器 地雷・仕掛け爆弾
このようになっているのですが
そもそもの元の本があります
米陸軍が兵士向けに作成した対日戦マニュアル
その中から読み解く対米戦なんです
アメリカも戦争が長引いてくると
手榴弾のピンを抜かずに投げる連中などがいたそうです
そういう対策で説明が必須でした
日本軍の長所・・・命令絶対服従、殺されるまで戦う
弱点・・・計画に固執、自発性や想像力を発揮しない
策略例
- 降伏のふりをする
- 傷を負って死んだふり
- わが軍の一員のふり
- 友好的な民間人のふり
このような例の後
他の「ダミー狙撃兵」などが列記されていきます
地雷という驚異
この本の中で戦訓などが間違った
白兵戦至上主義を生み出したり
マニュアルを得たのに反省に
活かしきれていない点を書いています
しかし仕掛爆弾や地雷などが
巧妙に相手兵力を削ぐ決戦兵器となったことが書かれています
また
昭和53年ごろの陸自の訓練の中に
地雷に関する文言が残っていたそうです