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ゴルフ

ボビージョーンズという老獪

マスターズはじめた人

ボビージョーンズというと

マスターズの創始者ということで

有名ですが

彼自身は「マスターズ」という名称に

抵抗感があった話は有名です

ゴルフに対して

冒涜するような気持があったようです

本書は25歳の時に執筆され

この後、当時のグランドスラムを

アマチュアにて達成し28歳で競技を

引退するのです

老獪なまでのゲームに対する組み立て

以前、「クラブを短くもつ」 

というテクニックを紹介しました

本書では

現代より以前の古典的なクラブで

  • パッテイング ゲームの中のゲーム
  • ピッチショット
  • アイアンプレー
  • 大砲

道具別にゲームの中でのありかたを解説しています

大砲の箇所などはロフト8度のドライバーを使用していたことが

記載されています

たぶん強烈なロースピンハイボールや転がし前提の

低いランを出す多彩な技のためのような気がします

25歳の青年が解説するゲーム展開

昔のアマの試合決勝はマッチプレー

つまり対決試合がほとんどだったようです

これはゴルフの源流が

決闘に由来するようで

ストロークプレーは後付けとされているからです

さて

25歳のボビー青年は数々の試合にて

ショットを考えながら打たなくては

なりません

途中ストローク記載と入り混じりますが

相手のショットへの称賛、自分のショットの状況

互いにいつもベストとは言えない状況からのリカバリー

こんな

解説つくように考えながら打っているのです

著作物だから当然かもしれませんが

驚愕的な老獪さです

自分と比較すること自体

意味が無いかもしれませんが

ゴルフ真剣にはじめて20年たっても

こんな一打一打の解説はできないです

ゴルフというゲームへの思い

さすがというか

古典なので

読むとゴルフに対する気づきがあります

特に

一打一打、試合の中で揺れ動く気持ちの

描写が良いです

ゴルフというゲームへの思いを

感じます

日本人でも


夏坂健さん

最近では篠原嗣典さんなども、

このようなゲーム性の表現が

素晴らしいです

自分は自分のボールの行方を

追うのに夢中で

振り返る余裕が無いのが残念です

 

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