マンガの超リアリズム
拙著で初めて漫画を作りました★
学ばずに、いきあたりばったりで作ってしまいました
こういう本を読まないと引き出しが
少なすぎて2本目が苦しいです
20の例で切り込む
- 大人と幼児が同時に楽しむ
- いわさきちひろへの批判
- ダメ人間漫画
- スポコンは死亡
- ヤンキーマンガとanan
- はだしのゲンの読み方
- ワンピースはなぜつまらない
- エロ漫画規制
- 少女漫画は有害
- 女性向け漫画で強姦シーン
- この漫画がすごい!2015
- 漫画家志望の子供たち
- 戦争漫画 上
- 戦争漫画 下
- サザエさん論
- 美少女の中身は
- 道徳教材の側面
- 反戦漫画
- 戦争を描くべきか
- 一人でモノを言う
こんな構成です
AI知っている?
まとめて答えてもらいます
『マンガの「超」リアリズム』の概要と特徴
紙屋高雪氏による『マンガの「超」リアリズム』は、マンガというメディアが持つ独自の表現力と影響力を多角的に分析した書籍です。本書は、「なぜ人々はマンガを読むのか」「子どもたちがマンガに夢中になる理由は何か」という問いから出発し、マンガのリアリズムやその社会的役割に迫っています。
マンガのリアリズムの特徴
生々しさと衝撃
『はだしのゲン』のような作品は、生々しさや「気持ち悪さ」「グロテスクさ」によって、強烈なリアリティを読者に伝えています。これらの要素が、単なるエンターテインメントを超えた深い感動や衝撃を与えています。
ジャンルの再解釈
『ONE PIECE』のような作品は、友情や絆をテーマに見せながら、実は「任侠マンガ」の形式を踏襲していると著者は指摘します。このように、ジャンルの融合や新しい解釈がマンガの多面的なリアリズムを生み出しています。
「まんが・アニメ的リアリズム」の視点
大塚英志が提唱する「まんが・アニメ的リアリズム」は、現実の忠実な描写ではなく、マンガやアニメなどの架空世界の論理に基づいています。このリアリズムは虚構を写生する虚構として機能し、二次創作や新たなクリエイションの基盤となっています。
マンガがもたらす影響
現実認識への影響
マンガのリアリズムは、読者の現実理解にまで影響を与えます。たとえば、戦争といえば『はだしのゲン』を思い浮かべる大学生が多いという調査結果からも、マンガの表現力が現実認識に深く根付いていることが分かります。
道徳的側面と社会的議論
- 反戦漫画や道徳教材としての役割
戦争や反戦をテーマとしたマンガは、道徳教育の一環としても受け入れられています。 - 規制や批判の対象
一方で、エロ漫画や少女漫画における暴力的な描写は議論の的となり、規制の必要性が問われることもあります。
多様なテーマへのアプローチ
本書は、スポ根マンガ、ヤンキーマンガ、戦争マンガ、エロ漫画など、多岐にわたるジャンルを取り上げ、それぞれの文化的背景や社会的影響を掘り下げています。また、「いわさきちひろへの批判」や「サザエさん論」など、特定の作家や作品への批評を通じて、マンガが持つ多面的な魅力を解説しています。
マンガの持つ可能性
マンガは、単なる娯楽を超えた表現力と想像力を持つメディアです。紙屋氏は、マンガが現実社会や読者に与える影響を深く掘り下げながら、マンガを通じて新たな価値観や視点を提示する重要性を説いています。
まとめ
『マンガの「超」リアリズム』は、マンガの独自性や社会的役割を再評価し、その多様な魅力を紐解く一冊です。マンガがいかに読者の心に響き、社会に影響を与えるのかを知りたい人にとって、必読の書となるでしょう。