20世紀の軍人列伝
拙著、「異世界キッチンカー」シリーズ★は軍隊の要素など
匂わせています
作品の中で
戦争に関して肯定していませんし
元自衛隊特殊作戦群なので
厳密には違うのですが
いろいろな側面の一つとして★
知略の将などの要素を入れたいので
こういう本も手に取りました
4章構成
本書は4章構成です
- 陸戦指揮官
- 艦隊指揮官・艦長
- 空戦指揮官・エースパイロット
- 情報・工作・技術将校
40名の軍人を紹介しています
近年有名になった硫黄島の日本の指揮官
栗林中将など栗林忠道 - Wikipedia
入っていないので何かのアンケートが
基なのでしょうか?
数人の諸外国の方もいますし
ピックアップしてみる
全部気になる感じですが
冒頭の「今村均」氏のリーダシップが
目を引きます
- 筋を通して左遷
- 数倍の蒋介石の軍に対して持久戦を乗り切る
- ジャワでの軍政の治安
- 率先垂範での畑作業など
- 復員後に戦犯指定されるが部下の収容所に移動願う
- 終戦後の執筆活動の印税で部下や遺族へ支援
- 自宅庭に3畳だけの粗末なバラックで過ごす
その他に
「樋口季一郎」氏 …ユダヤ難民を救った人道主義者
「中川州男」氏…ペリリュー島の激戦名将
「ワシリー・チェイコフ」氏…地獄の市街戦を戦い抜く勝利者
「堀栄三」氏…マッカーサーの参謀と呼ばれた情報職人
ギリギリで繰り広げられる知恵だし
日常では命の危険にさらされることは稀有です
でも
この戦争という理不尽な非日常がせまると
知恵を工夫し誇り高く生き延びることが
いかに難しいことか痛感します
自分の頭の中で消化不足になりそうです