工場は生きている
ちょっと古い本です
阪神の震災から復興した現場を
絵を交えながら紹介しています
もしかしたら10年たっているので
企業は別の形態にシフトし
工場は変化しているかもしれません
でも
この取材時、瞬間のイキイキとした絵は
見る価値があります
工場経験が長いので感慨深いものがあります★
大型工場と職人技
工場の紹介が大規模プラントなもの
職人芸なもの混合です
大規模プラント
- 神戸製鋼
- 新日本製鉄
- 三菱重工造船所
- 川崎重工
- IHIアムテックなどなど
職人芸
いまだとYOUTUBEなどで
音楽つけて編集したりするのかもしれませんが
人の手で丁寧に描かれたものは
味があります
東日本の復興はどうだったのだろうか?
東日本震災の復興はどうだったのでしょうか?
私事で恐縮ですが
自分は震災時に工場がやすみだったのでゴルフしていましたが★
震災後は工場へかけつけ
新入社員追い返して恨まれたりしましたが
その後ラインを復旧し
手作業で細々と製品をいち早く提供し
原材料不足で工程が一時停止になると
震災時の被災した製品を暑い中整理したりと
そこそこ苦労したような気がします
もし絵心が合って記録を取っていたら
結構劇的な変化だったと思います
まさに「工場は生きている」のです
作者の方々
加藤正文氏★綱本武雄氏★
両氏とも工場関係や震災などの著作があります
やはり地域の復興を願っての活動と
妙に納得してしまいます
最後に本はこう締めくくられています
ものづくりが地域の復興を支える
日本全体がそんな感じなのかもしれません