落とし穴の確認 1
さて「落とし穴」の確認ですが
業務フローってありますよね?
その業務フローを使用し、
工程順に「落とし穴」があるリスク箇所(担当者判断などがポイント)
を抽出しましょう。
意図的に改善していくことが大事です
落とし穴の確認 2
全部のエリアをいっぺんに
一気に工程確認するとたいへんです
なので
エリアを区切って
順番に「落とし穴」があるリスク箇所を抽出(エリアもれなく)し、
計画的に改善していきましょう
落とし穴の確認 3
気づきは多くの目によって
発見されることがあります
なので
メンバーの気づきを吸い上げる職場風土を作ることで、
トラブルの数を減らすことができます。
以下がポイントです
・メンバーは当事者意識/勇気を持って自ら即落とし穴の穴埋めしていますか?
・メンバーが小さなことを大切にする、そしてそれを賞賛する職場ですか?
・メンバーが落とし穴を見つけた時、気軽に発信できる職場の風通しはありますか?
ダメダメな実例
なにせ皆で活動が大事なポイントです
- 担当者に任せっぱなし→「あいつの仕事だ」
- 上司判断の好みで実施→「すぐ○○部長は5Sだね」
- 思いついたまま類似活動が多い→「え、今日は安全衛生で明日は5S、先週は法令点検?」
- 物差しがいつも同一で偏っている→「さ、5年前作ったチェックリストで確認するか」
- 意見の偏りが出る仕組みになっている→「結局、安全確認OKでいいですね?」
こんなの繰り返していたら愚の骨頂です
落とし穴が深みになってしまうパターン
ある程度仕事がこなせるようになると
上司のお伺い立てずに自分で判断します
また
上司も「任せた」で終了にします
悪くない場合もありますが
責任ある行動は求められます
「落とし穴」にはまった時に
上司は部下の至らなさは自分の姿
部下は上司の判断間違いは自分の報告不足
互いに一瞬反省し
「次の策」をいかに工夫するかです
やってしまうのは
責任追及や犯人捜しです
仕組みが足りないから成果にならないと
思わない人が多いときです
今は仕組みを工夫するISOなど多数マネジメントシステムあります
活用しましょう
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