リスクと感じるか否か
30年以上前ある社員が社内製品を手を出したのがいて
騒ぎになって
調査する手伝いをしたことがあります
そもそも、これが誘発されたのが
安易なリスク判断がきっかけだったと思い返されます
その後の異常管理対応(是正)は当然のことと思います
最近はSECOM様 ALSOK様丸投げってのも
ありますが
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妙なことは妙なところから妙な話が
だいたいこういう話は
妙な所から出るもので
「おい、クレームでパチンコ景品でもらった当社の製品が
機能を満足していないっていう話だ」
当時新人だった私はビビッて
反社会的勢力の方からだと、どうしようかなどと心配しました
ところが、電話返答内容の
製品様子がどうにもおかしいのです
スペックとして製造していないものなのです
で、話の出所に連絡すると
だんだん出所がぼやかしだして
実物を返品するのを拒みだし代替品をよこせの一点張り
これをどうにかして
クレーム実物をゲットできたのですが
これが、試験品で製造し廃棄されているはずのものでした
廃棄係の横流し発覚
そうなると廃棄プロセスになります
調査すると
交友関係含め廃棄係の「小遣い銭」稼ぎでした
その後
依願退職という形で残念ながら去りました
有り高管理の徹底
そのころ出納管理は月一棚卸調査、日々出来高あわせでしたが
試験品の量の管理に問題がありました
大量に試験製造した時の処分量管理に難があったのです
「こんなものもっていかないだろう」という
関係部署の甘い考え
事件の後、試験品出納帖も作成し
施錠管理するエリアで保管、日々管理するようになりました
ただし、この管理変更理由は皆に周知されませんでした
ノンキな部署
試験品の管理方法が変更され
施錠できるエリアにて有り高管理しだしたのですが
確認不足でしたが
お客様見学コースのそばに入っていました
結果、時々外部の方に
試験品を披露・説明してしまうという事態
しかも売ってくれ、なんて受付まで
見学ルートは変更になりました
周知していないとノンキな部署はこんなものだと
痛感させられました
プロに確認してもらうと
プロに確認してもらうと
監視や有り高もしかりなのですが
メンバーへの周知を何らかの形ですべきとのこと
そりゃそうですよね
授業料として不祥事が活きませんものね
よって、
プロにアドバイスもらうと気が付くこと多数なので
リスクとして想定のうちに相談するのが
得策だと思います