モノづくりを支える「管理会計」の強化書
なんでも理詰めで考えるキャラを考え
拙著にそうと考えました★
そうなると会計がらみかなと思い
このような本を手に取りました
生産現場にいた筆者が
公認会計士などの資格を得て
コンサル業をされています
その、かみ砕きが面白いところです
4パート構成
さて構成ですが4つのパートで
説明されています
- 世界の会社の共通言語・お金
- 本当にコストダウンになっていますか?
- そのプロジェクトをどう評価する?
- 地球の未来と会社の未来
それぞれ数字を交えながら
- 製造業は固定費業
- 財務安全性と固定資産
- 損益計算書に感じる疑問
- 原価差異とPDCA
- 在庫回転率のワナ
- 差額原価と埋没原価
- 見果てぬ夢「自動化工場」
- 労務費管理と改善
- 気候変動という巨大なニーズ
- 製造業の責任と可能性
このような項目を掘り下げていきます
項目ごとにまとめ記載もあり
振り返りも充分できます
また途中にコラムが入り
「へーそうなんだ」という豆知識を得ることができます
日刊工業新聞
日刊工業新聞の出版です★
この本の背景は
「日本の製造業復活のヒント」です
モノづくりに金の知識が入ったら
確かに力強いはずです
筆者の最後の締め言葉に
「会計の裏付けの無い技術的努力は、
眼を閉じて車を運転すること」
この言葉に集約されるのでしょう